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映画アップサイドダウンの評価と感想 [映画]

映画アップサイドダウンの評価と感想

昨夜映画『アップサイドダウン』を観た評価と感想を書きます。

この映画の評価、というか好き嫌いは別れそうです。

YouTubeに予告編がありました。


映画は、二重重力が存在する世界で、上層界に住むエデンと下層界に住むアダムの禁断の恋の話。

SF版ロミオ&ジュリエット。

見どころは、映像の美しさと慣れるまで目が回りそうになる世界観。

お金持ちの世界とそうではないものの世界がくっきりと二分されています。
映画ではその原因が重力であるが、現実世界では宗教や人種というもの。
その違いを利用して巨万の富を得る大企業。
これは言わずもがな人間社会の風刺ですが、映画ではぎすぎすしたものはあまり感じられない。
これは妖精が出てきそうな幻想的な森や、ラピュタのような天空のレストラン、空飛ぶパンケーキなどファンタジーな要素が含まれているから、つい、ふっと油断してしまうからでしょう。

ヒロインのエデンをキルスティン・ダンスとが演じていて、キルスティン好きな人・ハリーポッターやラピュタの世界観が好きな人・新しい着眼点を得たい(笑)人にはおすすめ。
私の評価は5点中3点。

因みに『アップサイドダウン』を一緒にみていた恋人は、ばっさり両断、「B級」とのこと。
あらすじというか、やはり二重重力の世界観はツッコミどころがたくさんあります。
映画の冒頭に二重重力の世界観が説明されるが、それだけで内容全てを網羅することは不可能。
論理的に突き止めていくと「これっておかしくないか?」といった設定がたくさん出てくることは否めません。

「細かいことは気にしない!」という純粋なかた(笑)には楽しめる映画です。
因みにアップサイドダウンの意味は「逆さまに」という副詞です。




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